リハビリ運動法

リハビリ運動法は治療と同じぐらい重要です。最初は全く動かないかもしれませんが、顔の表情を作る筋肉を運動させることはとても大事です。動かない場合は手で動きを補助してあげてもOKです。毎日根気よく鏡の前で出来るだけ頻繁に行ないましょう。子供のころ色々変な顔をして遊びましたよね。手でしわを寄せたり伸ばしたり、ユーモアを忘れずに楽しくできればいいですね。

  • 口笛を吹いてみましょう。いままで口笛ができないひとでもOK。音が出なくても口笛の形に口がなればOKです。ブチュってキスをする形でもありますね。

  • 「イー」と歯を見せてスマイルしましょう。最初は歯を見せないで満面の微笑みを浮かべてから最後に歯を見せるようにやってみましょう。

  • 口を「ヘの字」に曲げてみましょう。この運動の付属として糸を大きめのボタンに通し、ボタンを口のなかに入れて糸を引っ張って口から出ないようねしっかり口を閉じてみましょう。右側の唇から左側へゆっくり移動しましょう。

  • ウィンクするように片目をつぶってみましょう。

  • 額に皺を寄せましょう。

  • 頬をふくらましましょう。片方のホッペから反対のホッペに空気を移動してみましょう。

  • 強く眼を閉じる。

  • 軽く眼を閉じる。

  • 鼻翼を動かしてみましょう。ちょっと難しいかも。鼻の穴がピクピク動く感じです。

マッサージ

顔全体をマッサージすることもリハビリ運動法と同様、とても大事です。クリームなどを手に付けて顔全体にすり込むように満遍なくマッサージしてください。動かないところを動かすようにマッサージしたり、症状にあわせて行ないます。もし麻痺側が痛むようであっても、痛くない程度にやさしくマッサージしてください。少しすると痛みが和らいできます。マッサージはまさしく手から放たれる熱によっての癒しです。もちろん自分でやるよりは他の人にやってもらうほうがキモチィですね。顔だけでなく全身マッサージを受けて心身ともにリラックスはとってもキモチィ〜。毎日根気よく手の平でソフトにマッサージすると血行循環が良くなり筋肉が強ばるのを防くと同時に回復を促進します。


その他気を付けること

眼の保護

眼のケアは言うまでもなく、とても大事です。ゴミやホコリが入らない様に目を保護し、乾燥しすぎない様注意する必要があります。顔面麻痺になると眼が思うようにまばたきをしなくなりすぐ目が乾いてしまいます。特に夜は眼が部分的にしか閉じないので夜の保護は大切です。日中は市販のドライアイ用の目薬が効果的です。また、眼を自分で閉じれない場合は手で手動的に眼を閉じ、潤いを与えてください。夜は眼帯やテープで止めて眼が開かないようにすつといいでしょう。ぐれぐれもセロハンテープなど肌に貼るために作られてないものは使うと皮膚が炎症を起こしたり、また角膜を傷つけてします恐れがありますのでくれぐれも注意してください。患者さんの中にはサランラップで眼を覆い、湿気を閉じ込めて寝たって人もいますが、やはり角膜を傷つけないように注意が必要です。眼科でコラーゲンの涙腺プラグをすると涙が吸収されないので人によってはとても楽の様です。コラーゲンプラグは2週間で自然に吸収されますし、簡単に眼科げ入れてもらうことができます。プラグする個数にもよりますが費用は1万円以下です。

麻痺を温める

東洋医学では麻痺は冷えるによる病態と考えます。そこでカラダが一番冷えるといわれている寝起きと仕事で疲れてきた夕方の2回、顔面を蒸しタオルであたためることを患者様にお勧めしております。ほとんどの患者様の自覚症状としても寝起きと夕方疲れてきたときに顔が一番こわばる、、、、と言われてますので、1日2回の”温め”をお勧めします。温めた直後にマッサージをするととても効果的かと思います。蒸しタオルはタオルを水で濡らし、水をしぼってビニール袋かラップに包んで電磁レンジで2分ぐらい温め、適温になるまで冷ましてから患部にあてることをお勧めします。

寒冷に注意

寒いところや冷たい風の吹くところはなるべく避けるようにしましょう。冬外出する際は必ずマフラーで首の周りを保護し、夏冷房が当たるところでは肩、首の周りが冷えないよう工夫しましょう。ぬれたタオルを電子レンジで暖めて首の周りに巻いたり、ソックスの中にお米を入れて電子レンジで温めると心地よい湯たんぽが簡単にできます。

リラクゼーション

ストレスは顔面麻痺の原因の一つだとされてます。ですので、顔面麻痺の回復に十分なリラックスはとても重要です。鍼灸治療やマッサージなどで体を休めることが一番効果的ですが、そのほかに音楽を聴く、散歩をする、瞑想するなど人それぞれのリラックス法があるとおもいますので実践してください。十分睡眠を取り、首肩周辺のストレッチなど併せて行なうととても効果的です。

前向きな姿勢

自分の回復する力を信じ、自分で出来ることはすべてする。気の持ちようによってこの病気の捉え方が違ってきます。もちろん病気になってしまったことは事実であってどうにもすることが出来ないが、積極的に治療をし、この病気を克服することは大事です。けして出不精になったり自分の容姿を気にして内にこもったりしないように。友達と会い、大いに笑い、人生を楽しみ続けることはできるのだから。私の患者さんの一人が言ってました”私はアレルギー性鼻炎があって、顔面麻痺になっていいことがひとつあるんですよ。運転してるときにくしゃみしても片目はいつもあいてるから安全だ、、、って”

 

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